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2018.02.28

融資先:結の舟

融資先情報:鮎漁師が「シェアプロ」に挑戦!

momoの融資先である結の舟さんが、momoが過去につなぎ融資をしたりさまざまな事業を一緒に行ったりした、NPO法人G-netの事業「シェアプロ」に挑戦しました。

 

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▲65歳以下の唯一の川漁師、結の舟の平工さん。

 

「シェアプロ」は個人が専門的な知識やスキルを活かすプロボノとして、中小企業のプロジェクトに参画するプログラム。

 

結の舟さんは【65歳以下の唯一の川漁師、平工顕太郎と共に清流長良川の資源・文化を守り抜く仕組みを立ち上げ】事業に取り組みました。

長良川の漁舟でめぐる清流プライベートツアーや天然鮎の販売など、魅力的な事業はたくさんあるけれど、完全には軌道に乗れていない結の舟さんには必須の内容です。

 

今回は、持て余しているカフェを活用するために、試験的に様々なワークショップを1日でやるイベントを行いました。

イベントにはmomoレンジャーのまなみんも参加。イベント内容は、鮎の串打ち・塩焼き体験や、地元の水族館であるアクア・トトぎふのスタッフさんによるお魚講座、パン屋さんやお菓子屋さんによる体験講座などなど、ネットワークを活かした多岐にわたるものとなりました。

イベントをきっかけに、地域での知名度が上昇したり新しい繋がりが増えたりし、新たな事業の展望が見えました。シェアプロで外部の人がたくさん関わったことで、新しい視点が増えたのではないかと思います。

 

けれども、まだまだ若手鮎漁師が生計を立てるのはたいへん。事業が増えて忙しいだけにならないように、momoとしても継続的に支援していきたいですね。

 

2018.02.28

融資先:アソシア

融資先情報:アソシア志友館〜THE LAST

昨年12月に完済されたアソシア志友館さん。

 

ご紹介しておきますと、アソシア志友館とは同じ「志」を持ったさまざまな人たちが集まり、世の中を良くするためにともに活動をしている会です。私も以前アソシアさんの行うイベント、おもしろ学校に参加させてもらったことがあります。理科の授業だったのですが、授業を通じてさまざまな人とつながりができたこと、また理科の面白さを発見できたことが印象的でした。
 さて、今回はアソシアさんの最後のmomo通信登場ということでアソシアさんのことはもちろん、momoとのお話も伺いました。

 

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【そもそもなぜmomoに融資の申込をしたのか。】
「温かな社会の実現を目指す私たちの会の財務を立てなおすため」
その点では本当に助かりました、とのこと。

【momoに融資を受けて変わったことは?】
「月々の返済を進めていくうちに、実際に財政を健全なものとするには体制ではなく、例え小さくとも私たちひとりひとりが努力をするしかないんだという事に気づいた」
momoやmomoレンジャーとして打ち込む、若い皆さんの姿を見て、私たちが根をあげてちゃダメだと思えたとのこと。 その点でもmomoからの融資を受け、そして無事完済できて本当に良かったと思っているそうです。



【今後のアソシアさんの活動は?】
「柴田理事長が以前ほど講演に飛び回ることが出来なくなりつつあるので、その分上映会や各研修などを充実させてこれまで以上に社会貢献していけたらと思っている」
ちなみに一語一笑セミナーが3月9日に、おもしろ学校が5月に行われます!

momoとしての関係は一区切りですが、momoレンジャーは今後ともアソシアさんを応援します。

2018.02.28

融資先:Fora

融資先情報:進路選択 ×(楽しさ+真剣さ)= 高校生一人ひとりの正解を見出す過程式

こんにちは。momoレンジャーのそうちゃんです!

 

今回は、「教育を人生に統合していく」をスローガンに掲げ、社会と教育とのミスマッチを解消する事業を行なっている一般社団法人Foraの東海支社、Nexusが高校の現場でどんな授業をしているのか、2月に実施されたキャリアゼミ(Nexusが提供する進路の授業)と参加した大学生たちに密着取材してきました!

 

◇ 授業をする2週間前から「大学生たちの闘い」は始まっていた

 

 Nexusで授業をする大学生たちは、どんな人なのでしょうか?高校の現場で授業をするぐらいだから、教員志望で将来は先生になる人が多いんだろうか。そんなことを考えていましたが、実際に授業をする大学生たちに会ってみると、一般企業に就職したい人、これから研究職に就く人、大学院に進学している人など、さまざまな大学生たちが集まっていました!

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(これから授業に臨む大学生たちの様子)

 

そこで、そんな大学生たちに突撃インタビューをしてみました!

※そうちゃん→(そ)、大学生Aさん→(大)

(そ) 「…緊張してますか?」

(大) 「はい、緊張してます…。でもその分、めっちゃワクワクしてます!」

(そ)「そのポジティブさ…すごいですね!ばっちり準備してきたんですか?」

(大)「 Nexusの方から研修を受けたり、自分なりに大学で学んだことを振り返ったり、自分が高校生ならどんなこと聞きたいか、2週間前から考えていました!」

(そ)「そこまで準備してるなら、もう余裕のよっちゃんですね!笑」

(大)「あはは…ところで、余裕のよっちゃんって何ですか?」

(そ)「え!えーっと…。知らない…かな?」

 

このように授業をする大学生たちは、熱い思いを持っていました!

(そして、ジェネレーションギャップを痛感しました…。悲しいですね。)

 

◇ 「楽しく、真剣に学ぶ」を本質に据えた授業

 

  (キーンコーンカーンコーン)

 

 チャイムが鳴って、いよいよ大学生たちによる進路の授業が始まりました。

教室はどこかピリピリとした雰囲気に包まれて、普段は見慣れない大学生が目の前にいる状況に、高校生たちは身構えていました。張り詰めた空気の中、大学生たちは自己紹介、そしてNexusが進路の授業を届けにきたことを伝え、授業の本題である大学の学部をテーマにした*アクティブ・ラーニング型の授業を開始しました。

 

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Nexusの魅力はなんといっても「楽しく真剣に取り組めるワークショップ」です。

 

 ただ楽しく遊びながら学ぶのではなく、高校生たちがワークショップを通じて、大学の学部を選ぶ際に必要なエッセンスが理解できるようにNexusの授業は設計されていました。普段、椅子に座って話を聞く高校生たちにはとても新鮮で、見てるこっちも参加したくなっちゃうぐらい楽しそうでした!あぁ、高校生だったあの頃に戻りたい!!!(切実な心の叫び)

 

◇ 「高校生たちに納得のいく進路の授業を届ける」という難しさ

 

 授業が終わって、学校が用意してくれた控室に戻る大学生たち。高校生たちに進路の授業を届けた大学生たちは「やりきった!」という達成感にあふれる笑顔と、どこか悔しげな表情を浮かべていました。授業を受けた高校生たちはとても喜んでくれたのに、大学生たちは何を思ったのでしょうか。

 

「授業はうまくできた…けど、もっと高校生たちに伝えられることがあったはず。」

 

それぞれ言葉は違えど、大学生たちは口々にそう言っていました。

 高校の授業の1コマ分の時間で伝えられることは限られているため、大学生は、高校生納得できる進路を選ぶために必要なこと全てを提供できないことを悔しがっていました。それでも、高校生たちや先生方からとても良い評価をもらえたことからわかるように、1人でも多くの高校生たちに良い影響を与えられたことは揺るぎない事実です。

 

 進路選択において絶対的な正解はありませんが、自分自身に何かしら問いかけて、自分の価値観や大事にしたいものを仮説を立てて確かめてみることはとても大事なことです。今回、大学生たちは授業を通じて大学の学部のことを高校生たちに知ってもらうことで、新しい問いを高校生たちに伝えることができたのではないでしょうか?そして、ゆくゆくはその問いが積み重なって、高校生一人ひとりにとっての正解を見つけ出す糧になると思います。

 

「正解のない進路選択に立ち向かう高校生たちを応援したい。」

 

 そんな熱い思いを持って授業当日まで準備をして、高校生たちにすてきな授業を届けてくれた大学生たちに拍手を送りたいです。また、これからNexusがよりたくさんの高校生たちに未来につながる進路を考える授業を届けてくれることを楽しみにしています。

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(授業を終えて高校から帰宅途中の大学生たち、青春の一枚。)

 

*注釈

一方的な知識伝達型講義を聴くという(受動的)学習を乗り越える意味での、あらゆる能動的な学習のこと。

引用:『(著)溝上 慎一「高大接続の本質―「学校と社会をつなぐ調査」から見えてきた課題」学事出版 2018/2/21』

2018.02.28

融資先:Fora

社会をよくする話:安心して失敗できる場所

私が厄年だからか、年末から色々なことが起こり、年初は自分の足元を見ることが多くなった。そもそもなぜボランティアなんて変わったものはじめたんだっけ?そう思って少し振り返ってみた。 

 

■初めての活動は苦手なパソコン

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私が市民活動をはじめたのは愛・地球博が愛知県で開催された3年後の2008年。大学生3年生の秋。生まれて初めてまともに市民活動を行なったのがmomoだった。

 

忘れもしない、最初にmomoで行なったお手伝いはパソコンの入力作業だった。確か、A4の片面一枚に手書きされたイベント参加者の名簿をカタカタと画面入力していくだけの、大人にとってはそう難しくない作業。隣のデスクで並んで作業をしたパソコンが得意なゼミ仲間はわずか10分程度で作業を終えてしまった。一方私はというと…。機械なんて大っ嫌い。過渡期でパソコンの授業もまともに受けていない昭和学生の私はもちろんブラインドタッチなどできるはずもなく、一つずつ画面とキーを見比べながら打鍵していくしかなかった。

 

■完成しない書類

 

そんな調子なのでゼミ仲間の倍どころか1時間たっても書類は完成しない。ほぼ初対面であるmomoの大人たちは(当時、学生は運営事務局の女の子一人だけだった)亀の歩みでしかない私のタッチタイプを、あまり見つめても緊張するだろうからと、気にしていない素ぶりで見守りっていてくれた。

本人はというと、もちろん言うまでもなく必死だった。パソコンがあまりに不慣れなため、間違えると修正するのに時間がかかる。そのため、ペンではなくパソコンを使用しているのにもかかわらず一文字一文字慎重に打ち込んでいた。

 

■温かな拍手

 

刻々と時計の針は歩を進め、完成する頃には2時間は経っていたように思う。もう外は真っ暗だった。

うやく苦手な作業から解放されたという安心感と共に、皆を長く待たせてしまった申し訳なさに苛まれた。こんなひどい調子で、これから人の役になど立てるのだろうか…と、絶望的な気持ちで皆が待つテーブルに小さくなって戻った私をmomoのみんなは拍手で迎えてくれた。そして作業を投げ出さず最後まで取り組んだことを言葉に出して褒めてくれた。とてもとても嬉しかったことを覚えている。

 

■三つ子の魂百まで

 

今でも機械は不得意だし、硬くて四角くくて、触れるとひやっと冷たいパソコンのたたずまいもあまり好ましくは思わない。けれどもmomoの活動を通じて沢山のコラムを執筆したり、事務所に行けば隣でエクセル作業している事務局スタッフと画面を見ながら会話したりしているせいか、パソコンに対し拒否反応するようなことはなくなった。そのきっかけは、きっとこの小さな成功経験だったと思う。

 

■安心して失敗できる場所

 

新しいことや苦手なことにチャレンジしてみようと思えるのは安心して失敗できる場所がそこにあるからだ。失敗しても攻撃や非難をされないという安心感があるから人は見知らぬ扉を開けられるのだと思う。これからもmomoというコミュニティが、momoレンジャーにとっても市民にとっても安心して失敗できる場所であり続けられるといいなと思う。

 

理事・momoレンジャー まなみん

2018.02.28

特集

特集:momoレンジャーが融資先でワンデイシェフに!?

こんにちは。momoレンジャーのゴリです。

今回は、momoが融資した一般社団法人「しん」が2016年11月に開設した「コミュニティカフェかかぽ」と、その中のサービスである「ワンデイシェフ」を利用している私が感じていることについてお話します。

 

〇 一般社団法人しんって?

 

 精神・発達障害がある方の社会参加を全力で応援する団体で、名古屋市西区を中心に活動を行っています。「出会い・つながりが最高の社会訓練」「一番身近な社会参加の場の提供」「全ての人に役割を」という理念のもと、①地域活動支援センター(地域活動支援)、②地域自立支援センター(生活訓練)、③夢叶レンジャー(ボランティア活動)、

④コミュニティカフェかかぽ(就労継続支援B型)の4つの事業を行っています。

 

〇 コミュニティカフェかかぽ(以下かかぽ)って?

 

 地域社会の中での「たまり場」「居場所」となり、人と人を結ぶことを目的としたカフェです。地域の方が出会い・つながる場として、情報発信の場として、気軽に集える場として、ただのカフェとしてだけではなく、皆さんが集まって、自由な活動もできる場所です。

喫茶店、レンタルルーム、レンタルボックス、ワンデイシェフ、喫茶ギャラリーなどのサービス・スペースがあります。地域活動がしたいが、集まる場所がないという方はぜひご利用ください。

 

〇 ワンデイシェフって?

 

 カフェスペースでお客様に自分の料理を提供できるサービスです。値段やメニューの設定はすべて自分が決められるので、ランチを作ったり、デザートを出したり、お店をやってみたい方、お料理が好きな方にオススメです。

 

〇 私のかかぽでの関わり方

 

 私は料理を作ったり、食べたり、誰かに食べてもらうことが好きで、かかぽに出会うまでは自宅に友人を呼ぶことで料理を振舞っていました。確かにそれで来てくださった皆に料理を提供でき、交流もでき、楽しい時間を過ごすことはできましたが、もっとたくさんの方に自分の料理を提供したいという気持ちがありました。

 

そんな中、2016年11月しんさんの完済記念パーティでワンデイシェフのお話を聞いたときに、「そんなサービスがあるのか!」と衝撃を受けると同時に、本当にワクワクが止まりませんでした。そして、その場で即決で利用しますと宣言しました。しんさんには私の一つの小さな夢をかなえてくださって、本当に感謝しています。

 

 現在、月一度ではありますがかかぽにてお料理を提供しています。先日の12月には、以前momoのプロボノでお世話になった「momoチーム」の皆様にきてもらい、久しぶりにお互いの近況を報告したりできました。このような空間を実現できることもかかぽの魅力の一つだと実感しています。

 

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momoプロボノメンバーの皆様のご来店に感謝!

 

〇 カフェスペースの様子について

 

 カフェスペースは、10時に開店し、客足の様子を見ながら16時30分前後に閉店します。ご来店するお客様は地域にお住まいの方であったり、平日だと周辺の会社にお勤めの方であったり、誰かの知り合いであったりと、老若男女問わずいろいろな方がいらっしゃいます。また利用目的も様々で、誰かと喋りにくる方や、ランチを食べにくる方や、自分のワークを行う方などがいらっしゃいます。

 

 ワンデイシェフの日は、基本的にはシェフが自分のメニューを調理し、その他のカフェメニューはかかぽのスタッフが調理します。カフェスタッフは常駐2~3名で、注文受けや配膳、片付けを分担しています。書き入れ時の12時前後は、同時に4~5人からの注文を受けることもあり、焦る気持ちと闘いながら確実に一品ずつ美味しい料理を提供できるよう心がけています。

 

また、忙しいときはスタッフの方がスムーズに仕事に集中できるよう、明確で具体的な指示を出したり、注文を再確認したり、スタッフの動線を避けたりするようにしています。13時過ぎになるとようやく多忙の波も落ち着き、スタッフとお互いの健闘を称えあっています。

 

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▲一段落した後は際はスタッフとカフェトークで盛り上がっています。笑顔で働ける空間が大切です!

 

〇 かかぽをとりまく人たちの今後の展望

 まずお客様には、これからもどんどんかかぽのサービスやスペースをご利用・ご活用してもらいたいと思います。かかぽにはいろいろな目的を達成するサービスがたくさんあります。それは単にランチを楽しむだけでなく、誰かと時間・空間を共有したり、自分の作品をお披露目したりと、自己実現をかなえてくれる場所でもあると考えています。

 

 スタッフの方は、就労継続支援B型として、これからの自分がどうありたいのか、そのために何をすべきなのか、身近なことからできることを考えて行動していただければと思います。

 私自身は、かかぽをよりよい空間にするためにスタッフやお客様のためにできるあらゆる手段を尽くそうと思います。スタッフの方にとって働きやすい環境を作ること、お客様に気軽に足を運んでもらえる空間を作ることが私の役割です。そのために、目配り気配り、料理の質、提供時間、おもてなしの心構えなどやることは山ほどありますがひとつずつステップアップしていきます。

 それぞれがそんな思いをもってかかぽという空間を作り出していくその先には、皆で小さな地域社会を盛り上げているんだ!という実感を持つことができるではないでしょうか。

2018.02.28

融資先:スピリット

特集:ワクワクいっぱい!!スピリット完済イベント!!

こんにちは!momoレンジャーのはるこです!

2017年11月12日、株式会社スピリット(以下、「スピリット」)の完済イベントを行いました!
 

スピリットは、高山市で堆肥製造や畜産の総合コンサルテーションに取り組む、momoの46件目の融資先です。

「momo×moriwaku café 畜産たくさんトーク ~森と野菜と人の「ワクワクする関係」を考える~」と題して行った、このイベント。林業、畜産、農業の若手フロントランナーが集まり、森と野菜と人のまだ見ぬ関係にワクワクする時間になりました。

 

■林業・畜産・農業はワクワクがいっぱい!!

 

 突然ですが、みなさんは、「畜産」や「農業」、「林業」と聞いてどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?

 今回イベントは、私たちのイメージを覆す事業を行う3社をゲストに迎え行いました。

 まずは、momoの融資先でもあるスピリット。その事業は「畜産」から始まり、どんどん広がっています。
 畜産の中でも、主に牛の環境改善コンサルタントを行っています。その畜産の糞を利用した堆肥「みな土」づくりを行い、その販売も行います。この堆肥を使えば、家庭でも簡単に野菜作りができるんだとか。

 

 そして、「みな土」を使った野菜の栽培と販売、野菜を使用した飲食サービスの展開も始まっています。
 はじまりは畜産ですが、農業、そして、飲食とつながっていて、スピリットの事業はまだまだ広がっていくように感じました。

 

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▲スピリットの藤原さん。農業だけでなく、ミュージシャンととしての顔も持つ魅力いっぱいの方です。

 

 スピリットとコラボしたのは、林業・農業の分野で第一線を走る2社。

 1社目は、飛騨五木株式会社(以下、「飛騨五木」)。「2035年には木が当たり前に身近にある社会に」というビジョンを掲げ、林業をもっと身近に感じられるような取り組みを行っています。
 例えば、「衣食住学遊」の場面で利用できる商品の開発やサービスを行ったり、日本の森林業がもっとワクワクするようなポータルサイト「日本の森がもっとワクワク」を立ち上げたり。

 今回会場となったmoriwaku caféの運営もビジョン実現のための事業の一つ。店内にはなんと日本全国47都道府県の木材が使われているんです!!木の香り漂う癒しの空間は、木を身近に感じさせてくれます。
 今後も、日本の森がもっとワクワクするような事業を行っていく予定だそうです。

 

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▲飛騨五木の井上さん。林業のこれからは可能性に溢れています。

 

 2社目は、マイファーム株式会社(以下、「マイファーム」)。「自産自消のできる社会」を目指して、農作物の生産・流通・販売まで行っています。
 そのほかにも、体験農園や農業大学校の運営をはじめ、農業コンサルティングや農業分野のCSR活動に参入する企業の支援など、「農業が楽しい」を広める活動も行われています!

 

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▲マイファームの久納さん。この表情からも農業の楽しさが伝わります。

 

 3社の事業紹介を聞いた参加者の方に感想を伺うと…?「農業のイメージが180度変わりました…」と驚きを隠しきれない様子。

 

■農業・林業のこれからは…?

 

続いて行ったのは、トークセッション&フロアディスカッション。

違う分野で活躍する3名にそれぞれの立場からこれからについて語ったり、参加者の質問に答えてもらったりしました。

 

「牛を育てる」「木を切る」「野菜を育てる」
農業や林業と聞くとそんな言葉しか浮かんでこなかった私は3社の語る「未来」にワクワクしっぱなしでした。

 

家庭でできるように、「みな土」の販売を行うスピリット。
林業についてきちんと学ぶことができるように、林業の大学を作ろうと試みる飛騨五木。
減少していく農家がやめないように、新しく農業に取り組み始める人が続けてくれるように、コンサルティングを行うマイファーム。

3社ともにあった「つなげていく」ための取り組み。
生きていくうえで必要不可欠な「食べる」「暮らす」に関わる分野だからこそ、きちんと残していくことが大事になるんですね。

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「これから」の話にゲストの3人もワクワクが止まりません。

 

■「ひだごぼくのうた」でフィナーレ♪

 

そろそろ会もお開き…
と思ったら、おもむろにギターを取り出したスピリットの藤原さん。

「最後に一曲…」

と自作の「ひだごぼくのうた」を披露してくださいました。
独特のリズムと頭に残る歌詞が印象的なこの歌。

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帰り道に口ずさんでしまうほど、耳に残るすてきな歌でした♪

 

「畜産」「林業」「農業」にとってもワクワクした1日。
木や野菜が今よりも身近にある社会は、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。そして、それを作っていくのは、3社だけでなく、私たちだと思います。

春が来たら、「みな土」を使って野菜を作ってみようかなと思う、はるこでした。

2018.02.28

融資先:こみゅこみゅ

特集:完済・新融資先記念イベント!? 〜 One Lifeとこみゅこみゅの○○な話〜

2018年1月19日、momoの融資先「一般社団法人One Life」さんの完済と、2017年12月に新しくmomoの62件目の融資先となった、「一般社団法人こみゅこみゅ」さんのお披露目イベントを、こみゅこみゅさんの事業所、「べーすはうす」にて合同で開催しました!

 

One  Lifeさんは、障がいを持った小学生から高校生に対して運動能力の向上やコミュニケーション能力を養うことを目的とした福祉事業・放課後等デイサービスを行っている団体です。momoでは以前にも記事に取り上げたことがあります!

こみゅこみゅさんは、地域で生活して、様々な人と関わって、日常生活の充実や、自立に向けたステップアップのきっかけを作るため、一人一人のニーズに沿った活動の支援の仕方で一緒に考える場を提供している団体です!

 

イベントは軽い自己紹介とあいさつから始まり、まずはOne Lifeさんの生い立ちと今の仕事について聞きました。「一度きりの人生をより楽しく、より豊かに」。One Life代表理事の鈴木さんの熱い思いが感じられました!

 その次に、こみゅこみゅさんの生い立ちと今の仕事についても聞きました。「本人の可能性を拡げる」。こみゅこみゅさんの理念です。言い方こそ違えど、目指すものはどちらにも近いものがあるように感じました。

 

紹介とあいさつが終わり、次は参加者の質問を題材にしたトークセッション!!

事業を始めていくにあたり辛かったことや、それをどうやって乗り越えたか、今の課題と今後の課題から設立以前の仕事での苦労まで、たくさんのお話を聞くことができました。彼らが自立してまで成し遂げたかったこと、「すべての人に、いま一歩踏み出そうとしている人に、踏み出す手助けができる場づくり」。そのために本気で努力してきたしこれからも努力していくのだと知ることができました。

 

最後に、班をランダムにいくつか分けてのフリートークタイム!!!

いろいろな話題を通して、 One  Lifeさん、こみゅこみゅさん、そして私たちmomoとの親睦を深めることができました!

 

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▲「べーすはうす」にて、フリートークタイムを楽しむ様子。

 

 彼らは、大変なことも予期せぬハプニングも、時に助け合いながら乗り越えてきたことで、今こうして活動できています。この記事を読んでいる私たちにできることはなにか。そういった団体があると知ること。誰かに伝えること。出資という形で援助すること。方法はいろいろあります。どういった形であれ、支えあいながらも前に進んでいくことができる社会。私は素敵だと思います。

One  Lifeさんとこみゅこみゅさんの今後のさらなる活躍に期待!

2017.11.30

融資先:Fora

融資先情報:一般社団法人Fora(2017年11月)〜教育学部1年生の見る、高校キャリア教育

「僕だから、大学生だから、できることがある」教育学部1年生の見る、高校キャリア教育
 
「教育を人生に統合していく」をスローガンに掲げ、社会と教育とのミスマッチを解消する事業を行なっている一般社団法人Foraの東海支社、Nexus。
メンバーのほとんどが大学生でありながら「高校生が納得のいく進路選択ができるように」と、高校で多くのワークショップを行っています。
 
今回インタビューしたのは、名古屋大学教育学部1年生の水元陸大(りだい)さん。
地域トップの大学に通う彼が、キャリア教育に携わるわけ。Nexusを通して彼が見ている教育。そして何より彼の熱い思いを、momoレンジャーTKGがたっぷりお届けします!
 

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▲まぶしすぎる笑顔…!

 
 
ー早速なのですが、Nexusで活動することになったきっかけは何ですか?
 
Nexusが主催していたイベントに、高校時代の先輩の紹介で行ってみたのがきっかけです。
 
実は参加した時は、Nexusが運営していることも、Nexusという団体のことも知らなくて。
イベントの最後に代表の塚本さんが活動紹介をした時に初めて知って「面白そう!」と思ったのが始まりですね。
 
 
ーすごい偶然!その活動紹介に惹かれた理由って、何ですか?
 
実は僕の通っていた高校は、僕が合格するまで1人も一般入試で名古屋大学に受かった人がいなかったんです。
身近に名大の先輩がいないので対策方法も誰にも聞けず、今思うととすごく大変で…。
同じように受験関係で苦労している人はいるんじゃないか、この自分の体験で誰かを助けられるんじゃないか、と思いました。
 
それから僕自身教育学部の学生ですが、卒業後の進路を「学校の先生」に絞っているわけではないんです。学校の先生以外で教育に関わる方法がある、という点にも共感しました。
 
 
ー確かに、教育というと「先生×生徒」というイメージが強いですもんね。
 
初めて代表の塚本さんと話をした時も、「大学生でもできることがある!」ということを強く感じました。当時まだ大学に入学したての僕でも、高校生のためにできることがあるということ、そんな授業を行なっているNexusに共感したんです。
また、その時は塚本さんのこれまでの話や想いを聞いて、塚本さんという人自身にもすごく共感しました。「この人と一緒に何かしたい!」とワクワク、楽しみな気持ちがありました。
 
 
ービジョンに共感してワクワクした気持ちがすごく伝わってきます! 実際に活動してからは、どんなことを感じますか?
 
初めて授業に行った時に、高校生のイキイキとした姿がすごく印象に残りました。
自分が高校生の時はこんなにキラキラしてたっけ、していたとしても、3年生になって受験でそんなこと忘れていたな、ということに気づかされたんです。未来に対する明るい気持ちを忘れてほしくない、自分たちの活動でそれが続いてほしい、と思いました。
 

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▲活動中の陸大さん

 
 
ー高校生に、どんなことを伝えたいですか?
 
勉強に対して、ネガティブなイメージを持つ人が多いですよね。でも僕は、それに対して何か面白いものを見つけてみない?と思っていて。
例えば、数学が苦手だけど解けた時とか、記述模試で丸がもらえた時とか…どこで感じるかは人によって違って、それを見つけて、語れるようになってほしいですね。
 
 
ー活動していて「高校生が変わった」と思ったことってありますか?
 
はい! 授業後のアンケートで、「好きなことを追求するという、りだいの話に共感した」と言ってもらえたことがあって。自分のことを覚えてくれたことも、伝わったこともすごくうれしかったです。
他にも、授業が終わってから「自分も大学生になりたい!」「勉強になった!」「また来てください!」とポジティブな意見をたくさんもらえたことも、すごくうれしかったですね。
 
 
ーまさに大学生だからできること、ですね。最後に、これからの意気込みをお願いします!
 
今はそんなに授業の数が多いわけではないですが、高校生に伝えたいことはたくさんあります。これからも、ぜひいろんなところに授業に行きたいと思っています。
仕事とか、営業とかそういうことではなくて、1つの団体として、1人の大学生として、そう思うんです。高校生がキラキラした笑顔を忘れないように、やっていきたいです!
 
 
ー熱くて眩しいメッセージ!!ありがとうございました!
 
 
<インタビューを終えて>
 
「高校生が変わった、と思ったことは?」と質問した時に、間髪入れずに答えてくれたのがすごく印象的でした。
自分のやっていることは多くの人が話せても、受益者の変化を語れる人は意外に少ないもの。力強い返答が、とても頼もしく思いました。
 
「いろんなところに授業に行きたい!」という彼の言葉にもあったように、Nexusでは高校の先生とつなげてもらえる方を募集しています!
高校の先生への説明はNexusのメンバーが行い、一緒に高校を訪問する際は交通費も出るとのこと。
 
陸大さんの思い、Nexusの思いに共感した方は、ぜひ母校に連れて行ってあげてくださいー!!
連絡はこちらから!
 
(momoレンジャー TKG)
 

2017.11.30

momoレンジャー

特集:史上最強組織現る?!レンジャーで”いい組織”について考えてみた。

みなさん、こんにちは。momoレンジャー兼momo理事のまなみんです。momoでは毎年6月にmomoレンジャーで合宿を行っていすが(※2017年6月に開催した合宿の様子はこちら)、その際、私はうっかりmomoを「最強の組織」にする!という抱負を発表してしまったから、さあ大変。とりあえずミーティングだ! とレンジャーに呼びかけて、「強い組織とは?」「素敵なチームとは?」など”いい組織”についてブレスト会議をすることになりました。
 
レンジャーのみんなに集まってもらったものの、”いい組織”というテーマが大きすぎて何から話し始めたら良いものか…。そこでまず、それぞれが所属している組織について、どんな構造で、どんな仲間がいて、どんな雰囲気なのか、組織についてどう思っているのかを共有してみることにしました。
 
最初に、レンジャーのゆっこが、所属する部活について話しはじめました。
(※以降、議事録風ですが、それぞれの発言をかなりアレンジした内容でお送りします。)
 
 
ゆっこ:私はスポーツ系の部活に所属しているのだけれど、入った理由は高校でも同じ競技をやっていて経験があったから。先輩から誘われたので、特に何も考えずに入部しました。練習時間や部の雰囲気、OB・OGとの距離感など、具体的な説明はなかった気がします。歓迎会後、数週間は楽しく過ごすことができましたが、入部後しばらくしてあれ?と思うことがいくつか出てきました。
 
まなみん:違和感があったんだね。具体的にはどんな?
 
ゆっこ:「なんとなく」という軽い気持ちで部活に入ってしまったのですが、そもそも周りのほとんどの友人が、大学では部活には所属していないことに気づきました。高校では全員なんらかの部活に所属しなければならなかったこともあり,大学でも部活に所属する人がたくさんいると思い込んでいました。周囲の友達が、たまにサークル活動して、そこそこバイトして、毎日楽しそうに過ごしてる中、なぜ自分ばかり高校のスポーツ部の延長のような、厳しい練習を毎日行なっているのだろうと思いました。
 
まなみん:そういうことあるある。知らないって怖いよね。
 
ゆっこ:知らないわたしにも非があるけどね。活動するうちに、部の内部体制やあり方にも疑問を持ち始めました。伝統的にすべての部員が全国大会に出場することが目標になっていて、他の目標を持つことが許されない雰囲気がありました。たとえ組織に所属してみんなで活動していても、それぞれ自分で設定した目標に向かって活動に取り組んでいいはずです。びっくりしました。
 
ながちゃん:確かにね。目標の押し付けは辛いなー。そもそも全体の目標なんか設定する必要あるのかな?学習や習得のペースは全員異なるからね。
 
 

いい組織①
会議の様子。

 
 
はるこ:部全体の目標はあってもいいと思うよ。わたしの所属するスポーツ団体も特定の大会で1位をとることが団体としての悲願なの。確かにメンバーの人数が多い分、モチベーションにはバラツキがあるけれど、同じ目標があるから気持ちをひとつにして、みーんなで目標へ向かってがんばれるというのもあるね。
 
たつや:自分で立てた目標を元に納得感を持って活動することができたら理想的だよね。メンバーそれぞれモチベーションは違うし、それを高め合いながら活動できたらすばらしいけれど、そのためにはどうしたらよいのだろうか。
 
ゆっこ:他にも疑問に思うことがあるんです。OB・OGとの懇親会で部長は,瓶ビールを一気飲みしなければならないというアルコールハラスメント的な風習があったり。週4日練習に参加しないと疎外感があったり。
 
たつや:問題が山積しているね。会社でもそういう理解しがたい風習あるよね。エクセルで作成した予算書を再鑑者が電卓で確認し直すとか。非効率だよね。
 
まなみん:伝統や風習を守ることは別に悪いことじゃないと思うけれど、未来を見据えて組織がより良くなるために、続けることとやめるべきことを整理しないといけないってことなのかもね。瓶ビール一気飲みの強制なんて、現代では社会的に恥ずかしいことだからやめる、とかね。
 
ながちゃん:少し話が逸れるかもしれないけれど、いままで話したこと全部とは言わないまでも,その多くは”がっこう”が組織のマイナス面を作り出してしまっているんじゃないかな。組織課題の原因は学校教育の制度疲労にある気がする。
 
大げさかもしれないけれど、既存の学校が部活を推奨する、または強制することで、子どもたちを社会や地域から隔離して、社会との接点を薄くさせて、管理しやすい人材に育てている気がしてならないんだ。部活や学校の伝統やルールは、それがたとえ社会的にはおかしいものであっても、「守ることが当たり前」という刷り込みの機会になってしまっていて、それが次の問題を生んでいる気がする。そうしたさまざまな学校の規制や風土が、”がっこう”という一種の社会正義を生み出し、組織の構造的な歪みを生み出してると思う。
 
はるこ:私が所属しているスポーツ団体の例だと、1年生はなにもわからないから、みんなこの組織というもはこういうものだと思って無我夢中でついていく。これはどうもおかしいなと思い始めるのは2年生になってから。3年生はもうその違和感を上回るほどの居心地の良い地位に安住して、誰も意見しないという悪循環が起きているように見える。
 
たつや:まるで成長意欲を食い物にしたブラック企業のようだね。知識や経験がない新人は組織に潰されてしまうのかな。
 
まなみん:組織に階層なんていらないのかもね。フラットな組織がいいんじゃかな。組織デザインがいい組織になるかその逆になるのかの分かれ道かもね。
 
ゆっこ:図にすると円のような組織で、真ん中にマネージャーや進捗管理する人を組織の支柱として置いて、他のメンバーは対等な関係ってのはいい組織デザインかも。
 
たつや:うん。そうだね。組織デザインの他にも、会社のような組織だとメンバーの雇用形態にも、いい組織に近づくヒントがありそうだよね。例えば、雇用形態の種類には、ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用というのがあるんだ。ジョブ型雇用というのは、やることが決まっていて得意なことだけやってくださいという契約。プロジェクトベースで雇用されることが多く、プロジェクトが終了するとともに雇用が終了するので、収入は安定しない上に、求められた能力を必ず発揮しなければならないので、スキルに自信がないとできないかもしれない。けれど飽き性で集中力にムラがあったり、ルーティンワークができない人にはいいかもね。毎回違ったメンバーと仕事できて定期的に新しい刺激を受けられるのもジョブ型雇用の醍醐味かな。メンバーシップ型雇用は日本でよくみられる雇用形態で、”プロジェクト”に所属するのではなく、会社そのものの”組織”に所属するという意味合いが強い雇用形態。得意なこと以外もやらなきゃいけないという契約なので、時には本人の希望や得意なこととは関係なく、人事により畑違いの部署に配属されることもあるけど、その分賃金はジョブ型雇用に比べると一般的に高く設定されてる。雇用してから組織の中でメンバーを教育するという意識が強いので、同じ分野で成長を望む人には向いているかもしれない。どちらが良いのだろうね。僕は飽き性な方だから、ジョブ型雇用のほうが合っているかなと自分では思うけれども。
 
一同:なるほど。
 
 
ここで時間終了。話し合いは次回へつづく。
 
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▪️執筆後記
 
ここはいい組織だ!と自信を持って言えるような集団は意外に思いつかない。いい空間、いいお店、いいサービスは思いつくのに、いい組織となると途端にわからなくなる。不思議だ。多分それだけ私たちは日々受け取っているサービスや商品や支援や制度の作り手に対して目を向けていないってことだと思う。試しに”いい組織”と検索サイトに打ち込むと約 16,600,000 件ヒットした。所属する組織、おつきあいのある組織、いつもサービスを利用する組織。私たちは日々さまざまな団体、会社、集団に触れながら生活をしていて、現代社会においてはどこかの組織を懐柔させないと日常生活を送られなくなっている。みんな組織のあり方には少なからず問題を感じているらしいが、どうやら理想の組織にはなかなか出会えていない。そんな印象を受けた。
 
実はこのミーティングに際して、私がひっそりと用意してきた仮説があった。それは、みんなから支持される素敵な組織は、(1)いい会議ができる、(2)いい目的がある、という2つの要素があるというものである。みんなが共有できるすばらしい組織ビジョンがあり、その一番星に向かってメンバーの誰もが納得しうる意識決定を毎回行っていれば、自ずとすばらしい組織になれるのではないかと自分勝手に仮説を立てていた。だが、いざ発表し、話し合いを始めると話は全く進まない。まずいい会議がどんな会議かわからない。ゴールがある会議、方法手順が決まっている会議。活発に議論している会議。心地よい会議。心地よい会議ってなんだ?誰にとって心地よい会議?…。終わらない。どうやらこの問い対してはもう少し深く具体的な問いが必要なようだ。
 
今回の会議はワールドカフェのように机に模造紙を敷き、メンバーが自分の意見を模造紙に思うまま記入しながら会話や考察を積み上げていくという方法をとった。記事執筆の為、模造紙を見返そうと広げてみると、真ん中に「ハッピーバースデイ」の赤い文字(ミーティング当日が私の誕生日でした)。執筆がんばってね!そして締め切りよろしくね!の意味が込められているだろうその文字に苦笑しながらも、ミーティングの場でこのようなユーモアを表現できる組織がきっといい組織ってやつのヒントなんだろうか、とふと思った。
 
 
(momoレンジャー まなみん)

2017.11.30

融資先:志民連いちのみや

特集:三八屋に行ってきました!

元融資先のNPO法人志民連いちのみや代表の星野さん、地ビールを作られている山田さんにお会いしてきました!

 

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お会いした場所はcom-cafe三八屋。志民連いちのみやが運営するカフェで、ビール工場も併設されています。お話を伺った2階は図書館のように本がたくさん並んでおり、時間を忘れてゆっくりできそうな雰囲気でした。

 
【代表・星野さん】

星野さんはとっても愉快な方で、志民連いちのみやの歴史や、これまでの活動についてお話をしてくれました。

 
そもそも、なぜふるさと一宮の「まち」のために活動しようと思ったのか。その理由は、四国の友人に「うちの祭りに来いよ」と誘われたことがきっかけでした。誘われたお祭りは決して大きなものではなかったけれど、誇りを持っている友人。一方で、一宮にはもっと大きなお祭りもあるのに、友人と同じようには地元のお祭りに対して誇りを持っていないことに気づきます。それから星野さんの活動が始まりました。

 
momoに融資を申し込んだのはmomoレンジャーの存在が大きかったそう。ハンズオン支援があって、期待に応えてくれた人が多かった、と星野さん。現在は杜の宮市の運営や、三八屋の地ビール工場の今後の展開に悩まれているそうで…。地ビールは、現在はお店でしか飲めないので、どこでも飲めるように瓶詰めをしたいと考えられています。

 

星野さん



 
ちなみに最近お孫さんが生まれたらしいです。おめでとうございます!

 
【ビール職人・山田さん】

熱い情熱を持って三八屋の地ビール作りを担っている山田さんからは、ビールの作り方をとてもとても詳しく教えてもらい、私はビールの奥深さを初めて知りました。山田さんの夢は、「地酒みたいな、遠方からのお客さんでも持ち帰れるビールを作ること」!そのためには品質や瓶詰めなど、今後解決しなければならないさまざまな課題があるようです。でも、そんな課題も吹き飛ばしてしまいそうなくらいの「熱さ」を感じました。

ちなみに山田さんいわく、くせのない日本のビールには枝豆は合わない、逆にパンやカンパン、チーズの方が合うらしいです。おつまみといえば枝豆、と思っていたので驚きです。

 

みんな



 
ビールとワインを片手にお話を伺いました。もずくチヂミや、ひたし豆、食べたもの全てがおいしかったです。

 
(momoレンジャー ゆっこ)